マンションリフォームここが知りたい マンションの「できる」「できない」は?

マンションリフォームで出来る事は天井や内装などの、各部屋の内部に当たる部分の改装です。
天井や内装などの部分はマンションの共用部分にあたりません。

マンションの構造に関係する部分や他の住人と共用する部分に当たらない部分はシートを貼り付けたり、壁紙を張り替えることができます。

ただし、床材においてはマンションの管理規約によっては改装してはいけないことがあります。
そのため、床材を改装して防音性能を向上させたいと考えている場合は、吸音用のジョイントマットなどを敷き詰めると良いでしょう。

ホームセンターなどで安価で揃えることが可能で、部屋を走り回る赤ちゃんや子供などがいる家庭でも他の住人に迷惑になることはありません。
それだけでなく管理規約に準拠した上でマンションリフォームを行うことができます。

マンションリフォームで出来ない事はベランダやサッシなどの共用部分です。

サッシは部屋の外から確認することができます。勝手にサッシを交換してしまうと、その部屋だけサッシの色が違ってしまうなどの問題が発生してしまうことがあるのです。

ベランダに室外機を設置しなければならないエアコンの設置に関しては、管理者に許可を取った上で設置しなければなりません。既に取り付けられているエアコンの交換は、設備に該当するので可能です。

ただし、排水管などのパイプスペースは共用部分に当たるので、改造などを施すことはできません。
キッチンスペースの移動をする際は、パイプを引き伸ばすことで対応できる場合もありますが、基本的には水回りを動かすことは難しいでしょう。

トイレをウォシュレット機能付きのものや節水に対応した製品に交換するなどの対応は可能です。
以上の点からマンションリフォームでは内装と設備の交換のみに限定されます。

コンセントや照明器具の交換など、電気配線関係のリフォームは問題なく行うことができます。
間取りの変更は可能な場合もありますが、事前に管理人に許可を取った上で改装する必要があります。

これらの管理規約や制約に則った上で作業が行われるので、殆ど何もできないと思われがちですが、
設備の交換も含め部屋の利便性を大幅に改善させることができます。

例えば、築年数が長いマンションの照明器具のスイッチは既にサビなどが発生していることがあります。この状態で使用を続けると漏電の可能性もあるのです。
そこで、電気スイッチを交換することで漏電のリスクを避けることができると共に、スイッチの幅を大きくすることで押しやすくすることができるでしょう。

照明器具の交換によって、低消費電力でも部屋を隅々まで明るくすることが可能になります。古いタイプのエアコンは冷媒が無くなっているなどの問題もあり、冷却機能が低下していることがあります。

最新のものに交換するだけでも電気代の節約と同時に熱中症対策にもなるのです。破れた壁紙や傷ついたドアなどの修繕もマンションリフォームで可能です。

傷ついた部分の塗装を塗り直したり、壁紙を張り替えることで修繕できます。床材も音が響かない場合に限り、上から増やすことが可能です。断熱材を敷き詰めることで部屋の断熱効果を高めたり、下の階へ生活音が響かないようにすることができます。

マンションに新しくエアコンを設置する場合は
まず、設置可能かどうかを確認する必要があります。
すべてのマンションにエアコンを設置できるとは限らないからです。
エアコンが設置できる条件について具体的に知っておくと、より判断がしやすくなるでしょう

マンションリフォームでも管理規約によって出来る事は限られているので、部屋の構造などもチェックした上で考えます。

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