快適でオシャレな家にするためのリノベーションは、キリがないように思えることがあるかもしれません。やりたいことが沢山あっても、どれも実現させようとするとリノベーション費用はかさむ一方です。低コストで効果的に改築する方法はないのでしょうか?

そこで今回は、リノベーションそのものを低コストにおさえつつも満足できるものにするためには、どうすれば良いのか、また、リノベーションによってさらに節約上手な暮らしを行う点で役立つ方法をご紹介したいと思います。

1.低コストでリノベーションするコツ

家をオシャレにキレイに使いやすく、かつお金はあまりかけたくない、という一見相容れない要望を叶えるために、リノベーションでどんな点を意識すると良いのか、低コストでリノベーションするためのコツをご紹介したいと思います。

■水回りはメーカー・グレード・オプションを比較!

キッチンやトイレ、システムバスやシステム洗面台などの水回り設備機器は、商品代がメーカーやグレード、オプションによってピンキリです。そのため、賢く選ぶことで、コストを抑えることに貢献します。

例えば、設備機器メーカーにこだわりが特に無いのであれば、リノベーションを担当する会社に、コストを抑えたいことを伝えて、おススメのメーカーを尋ねてみましょう。リフォーム会社やリノベーション会社の多くは、大抵の設備機器メーカーを扱うことが可能ですが、会社によって値引き率の高いメーカーが異なります。取引が多かったり、お得な情報が入ってきたりすることもあります。そのため、おススメのメーカーを尋ねることで、リノベーションプランに適したサイズと条件の中で、一番費用を抑えられるメーカーを紹介して見積りを出してくれます。

また、メーカーにこだわりは無いものの、仕様にこだわる方は多いかもしれません。トイレやシステムバスは節水型にしたいとか、掃除がしやすい床やコーティングが施されたものにしたい、断熱性の高いものにしたい、という希望は少なくありません。システムバスであれば、ミスト付きや、棚や手すり付きのものに惹かれるかもしれません。さらにデザイン性にこだわって、キッチン扉やシステムバスのパネルなど、家のテイストに合わせることを優先して探す場合もあります。

その場合は、各メーカーのグレードやオプションを確認すること、さらに他のメーカーと比較することを意識してみましょう。同じ節水型でも、メーカーによって価格が異なるかもしれません。あるメーカーではコーティングや断熱、手すりなどをオプションで1つずつ付けていくよりも、グレードを上げる方が安く、デザインのバリエーションも増えるかもしれません。また、オプションになるものが、他のメーカーでは標準で付いているということもあります。デザインのバリエーションもメーカーやグレードによって異なります。

設備機器を決める時は、譲れない仕様や条件を書き出して、どのメーカーやグレードが一番当てはまるかを確認し、さらに値引き率などを教えてもらうことで、妥協せずにお気に入りの商品を低コストで採用することが出来るかもしれません。

■部分的なリフォームより一括リノベーション

工事費を抑えるために、また予算内で家を快適にするために、今気になる部分や問題点だけをとりあえず解決するリフォームを行いたいと思うかもしれません。しかし、その方法は一時的な費用は抑えられますが、家全体を良くするうえで総合的にみると、部分的なリフォームを行うよりも、出来るだけまとめて一括リノベーションを行う方が工事費用を抑えることが出来ます。

例えば、トイレの床をキレイに張替えるためには、一度便器を外す必要があります。そのため、便器を交換するタイミングで床を張りかえる方が、それぞれ別々に工事を行うよりも、同じ作業分、時間も人件費も材料費も節約することが出来ます。

これは、トイレに限らず家全体に当てはまるケースが少なくありません。設備機器の入れ替えの際に床や壁を扱ったり、間取りを変える時に電気工事や給排水管工事が必要になったりするので、まとめて行う方が、家に関わるトータルコストを抑えることが可能になるのです。足場が必要となる屋根の葺き替えと外壁塗装、バルコニーや窓の撤去・新設といった外まわりに関しても、まとめて行う方がお得です。しかも、部分的に新しくなったことで周りの古さが際立つ、というようなこともないので、見た目も統一感のあるオシャレなリノベーションが行いやすくなります。

そのため、リフォームやリノベーションを行う際には、作業内容や工事の流れを確認して、まとめて行うことで費用を抑えることが出来ないか検討してみましょう。

2.リノベーションで節約上手になるには?

生活していくうえでかかる費用は、リノベーション工事代だけではありません。節約を意識したリノベーションをすることは、今後の暮らしにも影響を与えます。リノベーションによって節約上手な暮らしを行うために役立つ知恵をご紹介したいと思います。

■ランニングコストをチェック

リノベーションコストをどんなに抑えることに成功しても、暮らしていく中でランニングコストがかかるようでは意味がありません。

設備機器を導入する際には、それぞれの電気代、水道代がどれぐらいかかるのかを確認しておきましょう。また、システムバスを断熱性に優れるものにしたり、間取りを変えて日が当たるようにしたり、風通し良くしたりしても家そのものの断熱性が悪いと、リノベーションした部分の効果を最大限発揮することが出来ませんし、冷暖房機器の効率が悪く、電気代がかかってしまいます。

家全体の断熱性を上げるリノベーションをしておくことが、生活していく中で節約に大きく貢献するので、リノベーションの際には、断熱性能も見直してみましょう。

■耐用年数とメンテナンスコストをチェック

ランニングコストと同時に、耐用年数やメンテナンスコストを事前に確認しておくことも大切です。

例えば外壁塗装用の塗料は、値段と耐用年数が比例するものが少なくありません。塗料の費用が安くても、10年程の耐用年数のものもあれば、倍の値段を出さずとも、20年もつものもあります。安い塗料で10年ごとに2回塗るよりも、1回で20年もつ方が足場代も1回で済みますし、トータルで考えると安くなります。

何年も住んでいくことを考えるなら、塗料に限らず床材や壁材など、選ぶ建材の耐用年数をチェックして、何年おきにリフォームが必要になり、いくらかかるかを確認しておくことが重要です。

さらに、建材に関して、どんなお手入れやメンテナンスがかかるのか、掃除や部品の交換が自分で行えるのか、業者に依頼しなければいけないのかなど、確認しておくことで、メンテナンスコストがかからない建材や設備機器を選び、日々の暮らしの節約に貢献します。

3. まとめ

よく検討してプランニングされたリノベーションであれば、低コストであっても効果的で満足度の高い改築を行うことが可能です。リノベーション費用を抑えるために、リフォーム・リノベーション会社の得意とする設備機器メーカーを教えてもらったり、譲れない仕様や好みのデザインを明確にしたうえで、メーカーやグレード、オプションを比較したりすることで、コストを抑えながら納得のいく設備機器を選ぶことが出来ます。また、部分的なリフォームよりも関係する部分をまとめてリノベーションする方がお得に工事が出来ます。さらに、断熱性を上げることや、ランニングコストや耐用年数、メンテナンスコストを意識しておくことで、長く暮らしながら節約が行えます。

大切な家と財産を守り、賢く使うために、節約上手なリノベーションを目指しましょう!

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