リフォームを行う事が決まったら予め決めておいた業者との間で打ち合わせを行う事になりますが、最初に行われるやり取りでは初対面同士であるが故に、担当者が依頼主について十分に把握する事ができていません。

工事を行いより良い住まいに仕上げるべく大事な事は、基本的な事柄についてお伝えし共通した認識を持つ事なので、工事を希望している住宅の図面を用意し図面を用いながら住んでいる家族の人数や構成、生活の様子などについてお話していきましょう。

基本情報をお伝えし終えた後はリフォームを行う上での要望をお話する事になりますが、要望をお話する際には可能な限り具体的に伝えるのが大事な事なので、玄関に広め土間を新設したいという場合には土間が欲しいという内容だけではなく、欲しい理由についてもお伝えすべきです。

その理由は、生活を営む上で動きやすい様子にしたいが故に土間が欲しい場合と、自転車などを置いたりメンテナンスをするスペースが欲しいという場合では担当者の考え方が変わるためです。

リフォームを行う事が家族の間で決まった後は、業者の担当者と本格的に打ち合わせを行う前に家族間で要望を固めておく事は大事である様子には変わりないものの、細やかな部分まできっちりと決めておく必要はありません。

打ち合わせを行っていると、担当者が依頼主の話を聞きながら必要に応じてより一層要望を聞き取りしたり、聞き取った内容を元にしてプランを考案して下さるためです。

あらゆる現場を担当し見てきている方であるからこそ、なかなか思いつく事ができないアイディアも提案して頂けますし、大まかに決めておけばアドバイスに沿って柔軟に変更する余裕も得られます。

もちろん、担当者はプロの視点からノウハウなどを用いてアドバイスするので有益な情報ばかりをお伝えして頂けますが、実際に長い間生活をしているのは家族なので提案された内容が要望と異なる場合には遠慮しないでお伝えして構いません。

リフォームについてお話を進めていくと図面を使用して確認をする段階があり、図面を見慣れていない方にとっては記されている内容についてわからない事が多いものですが、図面についてわからない点がある時には気軽に質問する事も大事な事です。

図面の情報について質問すると懇切丁寧に教えて頂ける上に、場合によっては模型などを用いて立体的に表しますますわかりやすい工夫を施してくれる事もあります。

打ち合わせをきっかけにして作られたプランは複数の段階を経て完成形になりますが、最初に作られ提案されるプランというのはひとまず依頼主が求めている事柄を全て盛り込んだ状態でプランが作られて提案されるので、予算がオーバーしている事も多いです。

担当者も予算がオーバーしている可能性が高い事を前提にして最初のプランを作成するため、オーバーしているのなら気にせずにお伝えすると優先順位が高くない内容から工事の有無や使用する素材の質などが見直され、予算内に収められるように調整されます。

こうした打ち合わせを行う時には、業者から与えられる紙面や依頼主からお渡しする紙面など数多くの紙媒体を取り扱う事になりますが、後から気になった事が生じた時にしっかりと見直せるように取り扱う紙面はしっかりと保管しておきましょう。

さらに、リフォームに際して使用する素材の名称などは全て用意したメモ用紙にメモしていく事も安心して依頼し生活をしていくためには重要です。

また、リフォームを行っている途中段階で打ち合わせの段階では行う予定が無かった工事を行う必要性に迫られる事は珍しくないのですが、追加で工事を行った場合には工事費用が上乗せして請求される場合もあるため、追加工事の必要性が生じた時の約束事も取り付けておくと安心です。

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