室内に窓を設ける室内窓をオシャレなインテリアのアイテムとしてリノベーションで取り入れる方が増えています。窓をリノベーションすることが出来ないマンションでも、室内窓であれば窓を使った理想のインテリアコーディネートを楽しむことが出来るので人気です。しかし、オシャレだからという理由から、漠然とどこかに取り入れたいと思っているだけで、具体的な設置位置が決まっていないという方もいらっしゃいます。
室内窓はどこに設置すると良いのでしょうか?人気の位置や理由、リノベーションで設置する際の注意点をご紹介したいと思います。
1. 室内窓はどこに設置すると良い?
オシャレな空間にするために室内窓を取り入れるという方も少なくありませんが、室内窓は実用的な要素も備えています。取り入れることで、どんな効果があるのか、どこに設置すると良いのか、ご紹介したいと思います。
■室内窓があると便利なのはナゼ?
・様子が確認できる:壁で間仕切ってしまうよりも、窓があることで、中の様子が見えるのは室内窓ならではのメリットと言えます。勉強や家事をしている家族のお互いの様子を確認できて安心で居心地の良い空間になります。
・通風ができる:開閉可能な室内窓を設けることで、通風を確保することが可能です。窓がない部屋でも、窓がある部屋からの風を送ることが出来て、換気が出来ますし、湿気やカビが発生するのを防ぐことも出来ます。
また、エアコンを設置するほどでもない部屋の広さや、設置するスペースが確保できない部屋でも、開閉可能な室内窓を設けることで隣接する部屋のエアコンの風を取り入れることが可能です。エアコン1台で出来るだけ全ての部屋をまかないたいという場合などは、室内窓を設置して通風出来るようにすることで、エアコン本体の購入費用を抑えることが出来るうえに、光熱費の節約にもなります。
・採光がとれる:開閉できないFIX窓であっても、明かりを採り入れることが出来るというメリットがあります。そのため、窓のない部屋に室内窓を設け、隣の部屋に入る太陽光を採り入れたり、電気の明かりを活用したりすることができるので、暗かった空間の電気を頻繁につける回数が減り、電気代の削減に貢献します。
■室内窓をどこに使う?人気の場所3選
・LDK内のワークスペース:仕事をしながらリビングにいる子ども達の様子を見たり、反対に子ども達が勉強する姿をリビングやキッチンから見たり出来るため、リビング内に設けたワークスペースに室内窓を設置するお宅が増えています。
様子を確認するためにリビング学習をしてほしいものの、リビングが散らかるのを防いだり、音漏れを防いだりするために個室にもしたいという場合は、LDK内にカウンターや本棚だけが入るワークスペースを作り、室内窓を設けることで、様子を見ることが出来るうえに、個室としてのメリットも確保できます。
しかも、比較的狭いワークスペースでも、室内窓からリビングが見えることで、圧迫感がなくなり開放的に見えるという効果も期待できます。
・子供部屋:家族内でオープンな雰囲気を大切にしたいというお宅では、子供部屋に室内窓を設けることで、常に家族の気配を感じられる家になって良かったというお宅は少なくありません。
子ども部屋の廊下に面した壁面やリビングに面した壁面に室内窓を設け、子供部屋の中が全て見えるよりも、子どもが部屋にいることが分かる、声が聞こえるぐらいの、天井近くの明かりが分かる位置に設置することで、それぞれのプライバシーを守りつつも家族を近くに感じられる家にすることが出来ます。
また、子供部屋とは別にワークスペースがあって、子供部屋は寝るだけに使っているお宅では、ベッドだけが入る2~3畳程のスペースというケースが増えています。そのため、それぞれの子供部屋に冷暖房を完備するよりも、室内窓を設けて1台でいくつかの子ども部屋をまかなったり、リビングにあるエアコンの風を採り入れたりする方が現実的で、光熱費を抑えるのにも役に立ちます。
・玄関ホール・廊下:マンションの場合は特に玄関ホールや廊下に窓がない場合が多く、太陽光が入ってこないため、暗く感じるお宅は少なくありません。そのため、玄関ホールや廊下に室内窓を設けて、居室の窓から入る太陽光を取り込んだり、比較的、家族が集まって電気をつけていることが多いリビングの明かりが入るようにしたりすることで、玄関ホールや廊下を明るく開放的な空間にすることが出来ると人気です。
2. 室内窓を取り入れる時の注意点
室内窓を設置する際には、デメリットになる点も意識しておかなければ、室内窓自体がどんなにオシャレでも、部屋が整わなかったり、使い勝手が悪くなったりしてしまいます。どんな点に注意しておくと良いのか、ご説明したいと思います。
■家具のレイアウトを考えておこう!
室内窓を設けることで、家具が置ける壁面が減るので、家具のレイアウトを意識しておくことは重要です。特に、ワークスペースなど比較的狭い空間に室内窓を設けると、壁の1~2面は室内窓に、他の面には出入口ドアが設置されることになるため、家具や棚などをレイアウトする場所が限られてしまいます。
室内窓の見た目のバランスだけで数や高さを決めてしまうと、必要な家具を配置出来る場所が無くなって使いづらい部屋になってしまうことがあります。そのため、まずどんな家具を置きたいのか、ピックアップしたうえで図面上にレイアウトをして、デスクの高さや棚の高さを考えたうえで室内窓の数やサイズ、位置を決めましょう。
また、開閉できるタイプの窓にする場合は、窓を開けた時に家具や照明器具と緩衝しないかを確認しとおくことも忘れないようにしましょう。せっかく開閉が出来て、風が通るようにしていても、家具に当たって開けることが出来なければ意味がありません。平面図上の確認だけではなく、立面図やパースで、立体的に高さなどの確認をすることが重要です。
■掃除の手間を意識しておこう!
室内窓はガラス面があるので壁よりも汚れが目立ちやすくなります。特に子どもの手が届く高さの場合や、キッチンの近くで油汚れが飛びやすかったりすると、手垢や汚れの付きが早くなり目立ちやすくなるので注意が必要です。壁よりも掃除の手間がかかることを意識して、設置位置を決めるようにしましょう。
また、高い位置に室内窓を設置する場合には、どんな方法で窓掃除をするのか、安全に行えるかなど、掃除方法やメンテナンスの頻度も検討しておきましょう。
3. まとめ
オシャレな部屋にリノベーションするうえで室内窓を取り入れるお宅が増えています。しかも室内窓はオシャレなだけではなく、快適な家にするうえでも役立ちます。例えば、家族の様子が確認できて、常に気配を感じられる温かな空間にする点で貢献しますし、通風や採光が出来て光熱費の削減にも繋がります。室内窓を採用する際には、家具のレイアウトや掃除の手間を考えて、設置位置や高さ、数やサイズを決めることを忘れないようにしましょう。
オシャレで便利な室内窓をリノベーションで取り入れてみてはいかがでしょうか?

