新築物件もしくはリフォーム工事をして年数が過ぎますと、浴室内の各所に汚れやカビが目立ち始めるようになります。おおよそ浴室のリフォーム時期は15年間が経過した頃に始まります。タイル張りの浴室ではひびが入ったり、目地が汚れたりしてきます。ユニットバスは浴槽、床の汚れやすく、また汚れが落としづらくなってきます。

まだ使える浴室であってもリフォームする場合もあります。機能性を上げるリフォームです。多いいケースが寒くない浴室に作り変えです。また高齢者のためのバリアフリー、介護リフォームもあります。リフォームの際には、浴室暖房、保温浴槽、断熱サッシ、マッサージ機能、自動洗浄等の機能を組み込みます。この場合は必ずしも使用年数ではなく、必要時にリフォームします。

汚れやカビが目立ち始めているという変化はお風呂が著しく劣化しているという表れなので、注意が必要です。例えば脱衣場の床にシミが出てくる。浴室入り口周りの壁紙が剥がれている。入口ドア周りの枠が腐っている場合は浴室からの湿気、隙間からでた水が浸み込んでいます。

浴室というのは使用時に常にお湯がかかる設備という特性上、僅かな隙間から水が入り込み続けても、床下地、土台に水、湿気が入っていきます。その結果シロアリが発生しやすくなります。被害が大きくならないうちに注意してリフォーム時期を検討することが大切です。

シロアリによる被害が生じているととても大きな工事費用が発生するだけではなく、住宅全体に傾きが生じ耐震性能が低くなってしまいます。

さらに、既存の設備が古い場合、熱効率が悪く、また断熱効果が弱い場合は光熱費が余計にかかります。例えば最近の保温浴槽は依然の浴槽に比べ格段に保温性がよくなっています。また窓のサッシの断熱性も上がり寒い浴室のイメージはありません。

給湯機についても、給湯温度が上がらない、給湯時間が長くなった等の症状があれば使用年数に照らし合わせて交換を検討します。器具の修理費も安くはなく、また交換部品が無い場合もあります。

浴室は家の中でも常時水を使うところです。また湿気も多く、換気が必要なスペースです。家が傷む場合、浴室がきっかけ人なる事も多いいです。また水回りは隣りあわせで配置するケースが多く、浴室の傷みが洗面脱衣所、トイレ、洗濯機置場などに傷みが波及することもあります。

戸建の場合話浴室の外壁、基礎周りからの水漏れ、梅雨時の羽蟻(白蟻)の発生に注意、マンションの場合は壁、床のシミ、異常な湿気などに注意してください。お風呂リフォームを見極めるポイントとしては物件の築年数が20年間を経過しているのにも関わらず、浴室を業者にメンテナンスしてもらった経験が無かったり、隣接している洗面所の床面が柔らかくなっている様子も挙げられます。

水回りの配管は表からは見えません。水漏れがあってもすぐには気が付かないことがあります。時間がたつと被害は広がります。修理、リフォームの際も早く工事してれば費用を押さえられます。わずかな水漏れでも放っておくと被害が広がります。

現在は住宅に導入される設備は企業努力によって目覚ましい進化をしているので、これまでよりもお湯が沸かせる時間が短時間で済ませられるのにも関わらず、必要とする燃料が大幅に少なくなっています。

お風呂は家族の人数が多くなるほど水道代や燃料費などが高くなるため、子供が生まれたり子供が成長したタイミングでお風呂リフォームをして最新式の設備を導入すれば、家族全員が快適なバスタイムが過ごせる上に金銭面の負担も軽減できます。

尚且つ、浴室のリフォームを見極めるポイントにおいてカビの有無を重要視しなければならないのは、カビは特有の細菌を空間内に浮遊させる特性があるためです。

カビによる細菌を吸い込んでしまうと呼吸器をはじめとする身体の健康に影響が生じるきっかけになるので、15年間を目安としつつカビが見られた時にはリフォームを考えましょう。

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