これから自宅のリフォームをしようと考えている場合には、資金計画を頭に入れておく必要があります。資金計画の中で重要になるのは、自分でお金を用意するかそれともお金を誰かから借りるかを決めることです。

かかる費用はリフォームの範囲によっても異なりますが、壁紙を変える程度ならば、わざわざお金を借りる必要はないです。リフォーム費用を自己資金で用意すれば借り入れによる利息が発生しません。

これに対して、住宅全体を新しくする場合にはそれなりのお金がかかります。場合によっては、500万円以上かかることもあるわけです。それぐらいの金額になると、お金を借りなければならないこともあり得ます。

借りるかどうかを決める前に、目安としてどれぐらいのお金がかかるかを明確にしておく必要です。費用の目安は、ホームページなどを見て決めることもできますが本当にはっきりとした費用を知りたければ、事前に業者に依頼して見積もりをしてもらうことが必要になります。

見積もりをするときには、一つの会社だけでなく複数の会社に見積もりをしてもらうと相場がわかりやすくなります。

この場合注意しておきたいことの一つは、「条件をそろえる」ことです。複数の会社に見積もりをしてもらっても、それぞれの会社に提示した条件が異なれば明確な金額がわかりません。そのため、すべての会社に対して同じ条件で見積もりを申し込むことが大事になります。

費用の目安がわかれば、自己資金で行うべきかどうかが明確になるところです。自己資金でリフォームをする場合のメリットの一つは、利息を一切支払わなくてよいことです。人から借りているわけではないため当然といえるでしょう。

これに対して、お金を借りる場合利息が支払わなければいけませんが、どの程度の利息になるかを頭に入れておきたいところです。

一般的に、お金を借りる場合にはリフォームローンと呼ばれるものを利用します。銀行などが主体となって顧客に提供していることが多いです。この場合、借りる額が多ければ多いほど金利が下がる仕組みになっています。

つまりたくさんのお金を借りるならば、その分だけ支払う利息が少なくて済むわけです。
例えば、500万円ほどのお金がかかる場合、500万円すべてを借りるとすれば、金利は3パーセントから8パーセント程度になります。当然ながら、3パーセントの銀行を選ぶのがよいですが、審査がその分厳しくなるでしょう。

ある程度収入がしっかりしていれば問題ありませんが、そうでなければ審査で落されてしまう可能性があります。確実なのは、金利が高いところに申し込むことです。その方が、審査に通る確率ははるかに高くなるでしょう。

ローンが確定した場合でも、印紙代や手数料などを支払わなければいけないことも頭に入れておきたいところです。印紙代や手数料はそこまで高額になるわけではありませんが、合計で10万円近くになることも考えられます。

ローンを組むならば、どれぐらいの期間で返済するかによっても負担が異なるところです。長期的にローンを組む場合ならば、毎月の返済金額は少なくなりますが、あまり長期返済にすると支払う合計金額が高くなってしまいます。

現在住宅ローンの支払いを終えていない場合には、リフォームローンを組むことができるか問題になります。基本的に、住宅ローンがある場合には不利な条件になりますが、住宅ローンの金額が少なければリフォームローンでお金を借りることも可能です。

この場合、過去に滞納したことがあるかどうかなども判断基準の一つになります。数か月住宅ローンを滞納した場合には、審査に通る可能性は低くなりますので注意をしたいところです。

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