築80年のお住まいをリノベーションリフォームして2所帯住宅に その1

残したい住まい 壊したくない住まい

昭和15年築、築80年のお住まいです。外観、内部もかなり傷んでいました。施主様で3代目になるそうです。今回2世帯に直しますと4代目となります。

思い出のあるお住まいをどうリフォームするか検討しました。外観は変えず、増築して広さを確保して、和風の間取りは機能的に変えます。どうしても残したいのは応接間、玄関です。

応接間は天井が3.5mと高く、3方向を窓で囲われて庭に張り出すように作られています。広い玄関とあわせて昭和初期の面影が残る部分です。残すイメージはこの部分にして、外観はほとんど形を変えていません。

構造的には既存基礎を撤去、新規べた基礎に替えています。1階の柱、梁はほとんど入れ替えています。やはり雨漏りがあり、土台、外壁、窓回り、屋根が傷んでいます。屋根は瓦を撤去し金属屋根で葺き替え、外壁はサイディングで仕上げました。広い庭は駐車場を作るため植木を撤去しています。

リフォーム情報

  • 地域:東京都
  • 建築構造:木造2階建て
  • 築年数:80年
  • 坪数:70坪